啓蒙活動

O&M(オペレーション&メンテナンス)に関する活動

2017年4月1日より、FIT法が改正され、設備認定から事業認定へと大きく変わろうとしています。

その事業認定のための「事業計画策定ガイガイドライン」において、認定の重要事項のひとつとして、安定的かつ効率的な発電が可能であることとして、事業実施中の保守点検・維持管理が求められています。

私たちは太陽光発電設備の施工に関わる団体として、保守点検・維持管理としてのO&Mを様々な形で推進する活動を行ってまいります。

まずは、地区会セミナーにおいて、改正FIT法のセミナー開催、「事業計画策定ガイドライン」の協会員への周知及びQ&A集の作成があります。

そしていよいよ、IEC規格(IEC62446-2ed1)に基づいた、保守点検技術者教育研修を2017年4月17日、18日より開始いたします。

保守点検技術者教育研修では、点検手順・測定機器操作・点検報告書作成など、現場に携わる技術者に必要な科目を、机上だけでなく模擬現場を使い、実践的な内容で教育を行っていきます。

※IEC規格とは、IEC(国際電気標準会議)が作成する、電気及び電子技術分野の国際規格です。

 安全対策として高所作業における足場設置の推奨

住宅・商業施設等に太陽光発電設備の施工を行う場合に「高所作業」になります。
「高所作業」は労働安全衛生法第518条1項により次のように記されている。

事業者は、高さが2m以上の箇所(作業床の端、開口部等を除く)で作業を行う場合において墜落により労働者に危険を及ぼすおそれのあるときは、足場を組み立てる等の方法により作業床を設けなければならない。

さらに「建設業労働災害防止規定」の32条では、次のように記されています。

こう配が31度(6/10こう配)以上の屋根の上において作業を行う場合には、屋根足場を設置し、幅20cm以上の作業床を2m以下の間隔で設けなければならない。

だが一方で、屋根そのものが、作業床という見方があり、実際に足場を設置しない現場が散見いたします。

また、作業者の安全を確保するために安全帯を使用させる場合がありますが、その安全帯を取り付ける設備について、労働安全衛生法521条では次のように記されています。

事業者は、高さが2m以上の箇所で作業を行う場合において、労働者に案全帯等を使用させるときは、安全帯を安全に取り付けるための設備等を設けなければならない。

このように安全帯を取り付ける設備としての足場設置も重要となります。

当協会では、作業者の安全の見地から、「高所作業」の安全対策として足場設置を推奨してまいります。